「車を確認して渡ってください」通学路で警察官が子どもたちを見守り 車や自転車に交通指導も
春の交通安全県民運動に合わせ、福岡県警は15日、小学校の通学路に立ち、車の運転手に交通指導を行いました。
■警察官
「車を確認して渡ってください。」
春の交通安全県民運動の最終日となる15日、福岡県警の警察官およそ350人が、小学校の登下校の時間に合わせて県内の通学路およそ60か所に立ち、交通指導を行いました。
このうち、福岡市南区の西高宮小学校近くの通学路では、警察官10人が児童の安全を見守りながら、車に一時停止を求めたり、逆走する自転車に注意したりしました。
■南警察署・福島進 交通1課長
「子どもは道路上の危険について知識不足な面があります。車の運転手は子どもたちの安全を守る意識の下、思いやりと優しさを持った運転に努めてもらいたい。」
福岡県によりますと、去年までの5年間に県内で発生した歩行中の交通事故の死傷者数は、年齢別でみると7歳が最も多く、261人となっています。