【JR九州】クイーンビートル運航再開の可否「可能な限り早く判断」日韓航路からの撤退を含め取締役会で決定へ
博多と韓国・釜山(プサン)を結ぶ高速船「クイーンビートル」について20日、JR九州の古宮社長は運航再開の可否について「可能な限り早く判断する」と述べました。
■JR九州・古宮洋二社長
「運航再開を期待している人にも迷惑をかけますし、可能な限り早くやりたい。」
定例会見で、JR九州の古宮洋二社長はクイーンビートルについて、日韓航路からの撤退を含め、運航再開の可否についてなるべく早く取締役会で決めると答えました。
クイーンビートルをめぐっては、運航会社のJR九州高速船が浸水を把握しながら隠ぺいし、その後およそ4か月間、運航を続けていたことが発覚し、運休が続いています。
その上で、古宮社長は運航再開の前提としていた船体の改修については、技術的な難しさがあるとの認識を示しました。