【中学生2人殺傷】2度目の精神鑑定を請求する方針 14日までの鑑定では刑事責任能力を一部 疑問視
去年12月、北九州市で中学生2人が殺傷された事件で逮捕された男について、検察は15日にも、2度目の精神鑑定を請求する方針であることが捜査関係者への取材で分かりました。
北九州市のファストフード店で中学3年の男女2人を刃物で襲い、女子生徒を殺害したなどとして逮捕された平原政徳容疑者(44)は14日、およそ3か月にわたる精神鑑定を終え、捜査本部が置かれている警察署に身柄が戻されました。
しかし、福岡地検小倉支部は15日にも、裁判所に対し平原容疑者の2度目の鑑定留置を請求する方針であることが、捜査関係者への取材で分かりました。
14日までの鑑定では、平原容疑者の事件当時の刑事責任能力を一部、疑問視する結果が出たということで、検察は、別の専門家による再鑑定が必要と判断したとみられます。
裁判所への請求が認められれば、平原容疑者の2度目の鑑定留置は16日から行われる見通しです。
最終更新日:2025年4月15日 11:47