【逮捕】105歳を含む入所者4人の顔や頭をたたいた疑い 介護職員「つい介護にいらだち手を出してしまった」別の職員があざに気づく 北九州市
北九州市八幡西区の介護施設で、105歳を含む入所者4人に暴行を加えたとして、介護職員の49歳の男が9月23日、逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、福岡県岡垣町の介護職員、大石竜也容疑者(49)です。
警察によりますと、大石容疑者は8月24日午前6時ごろから午前7時ごろにかけて、勤務先の北九州市八幡西区大膳の認知症専門の有料老人ホーム「グローバルケアⅢ森の家」で、当時94歳から105歳の入所者4人の顔面や頭部などをたたいた疑いです。
それぞれ、当時94歳の男性の顔をたたき、当時94歳の女性の頭をたたき、当時98歳の女性の上半身をたたき、当時105歳の頭をたたいた疑いが持たれています。
別の職員が入所者の体にあざがあるのを発見し、防犯カメラを確認したところ、暴行を確認したということです。警察は大石容疑者が関与した疑いが強まったとして9月23日、逮捕しました。
警察の調べに対し大石容疑者は「つい介護にいらだち、手を出してしまいました」と話し、容疑を認めています。
警察は余罪があるかについても詳しく調べています。
施設を運営する「グローバルケア」はFBSの取材に対し、大石容疑者について「夜勤対応の職員で、勤務態度はまじめだった」とした上で「あってはならないことで、許容できない」として解雇を含め処分を検討しているということです。