保育施設2か所で園児と職員計42人の感染性胃腸炎の集団発生 ノロウイルスを検出 1人が入院 福岡市
福岡市は、市内2つの保育施設で合わせて42人の感染性胃腸炎の集団発生を確認したと16日、発表しました。
福岡市によりますと、4月28日から5月16日にかけて、西区の保育施設で0歳から4歳までの園児25人、20代の職員2人、東区の保育施設で0歳から5歳までの園児14人、20代の職員1人が嘔吐や下痢、発熱、腹痛の症状を訴えました。
このうち2人からノロウイルスが検出され、市は感染性胃腸炎の集団発生とみています。
1人が入院中だということです。
ノロウイルスは、汚染された二枚貝などを生や不十分な加熱で食べることなどにより感染します。感染した人の便や吐いたものを片づける際に、二次感染することもあります。
市は二枚貝などを調理する際は十分に加熱して、調理の前、トイレの後、食事の前にはよく手を洗うこと、タオルは清潔なものを使うことを呼びかけています。