障害があり抵抗できない入院患者の頭を平手で殴る 性的・心理的虐待 大牟田病院の職員2人を懲戒処分
国立病院機構・大牟田病院で障害がある入院患者に虐待が繰り返されていた問題で、病院側は職員2人を懲戒処分にしたことを明らかにしました。
国立病院機構九州グループによりますと、停職15日の懲戒処分を受けたのは国立病院機構・大牟田病院の60代の男性看護師です。
男性は入院患者の頭を平手で殴るなどした暴行罪で、3月5日に大牟田簡裁から罰金10万円の略式命令を受けています。
また、戒告の処分を受けたのは療養介助員の50代の男性で、入院患者への性的・心理的虐待が認められました。
入院患者にはいずれも身体的な障害があり、抵抗できない状態だったということです。
大牟田病院をめぐっては、ほかにも当時の職員2人が準強制わいせつなどの疑いで書類送検されています。
最終更新日:2025年4月3日 11:46