2月26日夜、郡山市のアパートで男が刃物を持って押し入りキャッシュカードを奪う強盗事件がありました。

発生から丸1日が経とうとしていますが男は今も逃走中で、市民生活にも不安が広がっています。
事件は26日夜、JR郡山駅から約1キロ離れた住宅街にあるアパートで起きました。
警察に通報したのは、助けを求める電話を受けた被害女性の知人です。

■男の声
「知人から、知らない男が家にいると電話があった」
警察によりますと1人暮らしをしている20代の女性が帰宅すると、部屋に知らない男がいて、いきなり包丁のような刃物を突きつけられ手首を縛られたということです。
そのとき…

■男の声
「殺すぞ。カードを出せ」
女性はキャッシュカード数枚を渡し暗証番号を教えたということです。
その男は、刃物を持ったまま、いまも逃走しているとみられています。

■現場近くに住む男性は
「やっぱり怖いよね。早く捕まってくれないとね」

不安は子どもたちの生活にも。
■下校する子どもたちと警察官
「さようなら」
現場近くの小学校では夕方、警察官が見守るなか、先生や保護者が子どもたちに付き添って下校しました。

■保護者
「身近なので心配だし、驚いた。子どもの安全が第一なので早く捕まって欲しいなと思います。」

警察によりますと男は40歳から50歳くらいで、身長は175センチメートルほど。
上下黒っぽい服を着ていてサングラスにマスク、白いトートバッグを持っていたということです

警察は防犯カメラの映像を調べるなどして逃げた男の行方を追っています。