「お誘いしたところあなたと出られるなら出てもいいわ」介護施設でファッションショー 福島
人手不足という社会課題の解決を目指して、あるファッションショーが開かれました。
多くの観客の視線を浴びながらレッドカーペットの上を笑顔で歩く人たち。こちら、ただのファッションショーではありません。出演するのは人材の確保が課題となっている「介護」の現場で働く人たちとその利用者。郡山市の3つの施設からあわせて12人です。会場には介護の現場で働く人たちの写真パネルも展示!このイベントを通じて介護職は「大変だ」というイメージを払拭していきたいのが狙いです。
■KAiGO PRiDE アンバ
サダー 藤田 麻衣子 さん「優しくなきゃできないとか 人よりも思いやりが優れていないととか 志が高くないと というイメージがあるが みんなで一緒に利用者と成長していく仕事だと思うのでこれからイメージが変わっていってこの仕事を始めてみようかなと思う人が増えたら」
このファッションショーは去年、東京・原宿でも行われ、今回が全国で2回目。原宿で使われた衣装も活用されました。ファッションショーでは介護職員とその施設の利用者がペアになって登場!
■アナウンス
「(会場音活かし)お誘いしたところあなたと出られるなら出てもいいわと言ってくださったそうです」
それぞれの出演者のエピソードも紹介され会場を盛り上げました。
■介護職員 古川 彩さん(33)
「子どもたちもたくさんきていたのでちょっとでも介護職ってかっこいいなと思ってもらえるきっかけになれば」
今後はトークショーなども企画していて、専門分野の学生らとも協力しイベントを運営していきたい考えです。