自然歩道に”クマ”が出没 現場を封鎖し警戒 広島県府中町
6月6日、広島県安芸郡府中町の自然歩道で成獣とみられるクマが目撃されました。町は現場を封鎖して警戒しています。
遊歩道の先に現れた1頭のクマ。体長2メートル弱のツキノワグマの成獣とみられます。
■濱野純一朗記者
「中国自然歩道につながる入り口には注意喚起の看板が掲げられ現在も封鎖されています」
目撃情報があったのは府中町みくまり3丁目の中国自然歩道です。現場は水分峡森林公園から南西に約300メートル。住宅街にほど近い場所です。府中町によると6日の午後6時半ごろ、犬を散歩していた近隣住民がクマを発見。撮影してその場を離れ9日、町役場に連絡しました。クマはすぐに山の中へ逃げ、住民にけがはありませんでした。府中町は自然歩道を9日午後から通行止めにして、付近に近寄らないように呼びかけています。
(2025年6月10日放送)
最終更新日:2025年6月10日 19:56