大雨だけでなく地震が発生した際、電力を速やかに復旧しようと、中国電力などが南海トラフ地震を想定した訓練を行いました。

訓練には、中国電力と中国電力ネットワークの従業員ら約730人が参加しました。南海トラフ地震により、中国地方で最大震度6強を観測し、最大で116万戸が停電したと想定。広島の本社に設置した対策本部と県内外の6か所をオンラインで結び、速やかに復旧を進める手順を確認しました。

■中国電力ネットワーク保安防災部 渡邊守康部長
「どうやったら情報を早く把握、収集できるか、いろんな工夫をしながら訓練に取り入れてやっていっている状況です」

中国電力はこのほか、自治体や自衛隊などと連携した訓練も行い、災害に備えるとしています。

【2025年6月11日放送】