備蓄米が集荷業者に搬入 コメ不足解消と価格抑制につながるか 広島
コメの価格高騰を解消しようと、政府が放出した『備蓄米』が、広島県内にも届き始めており、価格の抑制につながるのか注目されます。
■広島テレビ 宮脇靖知アナウンサー
「広い倉庫に積まれたこちらは、全て入札された政府備蓄米です。」
広島県内にある集荷業者には、先週から備蓄米が届き始めました。3月に行われた1回目の入札分で、およそ80トンを入荷しました。
コメの値上がりは、続いています。14日に農水省が発表した全国の平均価格は、5キロあたり4214円です。2024年と比べ、2倍以上の上、品不足も続いています。
■消費者は…
「備蓄米を出してくれるなら、必ず手に入る感じになってくれれば。ないというのが、一番不安。」
■消費者は…
「値段が前の5キロ2000円ぐらいに戻ってもらえると、ありがたいなとは思います。」
こちらの集荷業者では、15日に初めて備蓄米の一部が工場に運び込まれました。5キロのコメ900袋分が精米され、17日から県内の量販店に並ぶ見込みです。
今後も順次、入荷した備蓄米を供給する予定で、コメ不足の解消と価格の抑制につながるのか、注目されます。
【テレビ派 2025年4月15日放送】