乗客をはねて死亡させる タクシー運転手の男に懲役2年6か月の判決
今年6月、広島市内の路上で、乗客の男性をはね死亡させたタクシー運転手の男に広島地裁は懲役2年6か月の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、広島市安佐北区のタクシー運転手の男です。判決によると男は今年6月、広島市東区の路上で、乗客の男性をタクシーから降ろした後、車を方向転換する際にはねて死亡させ、その場から逃走するなどしました。
29日の判決で、広島地裁の角谷比呂美裁判官は「被害者をはねたことに気づきながら、救護することなく放置して走り去ったことは強い非難を免れない」などと指摘。一方、「反省の言葉を述べ、遺族に対して賠償する見込みがある」として懲役4年の求刑に対し、懲役2年6か月を言い渡しました。
【2024年11月29日 放送】
最終更新日:2024年11月29日 20:22