自分の体力ってどのくらい? 大人も参加できる「体力測定」に挑戦!【かけこみクリニック・テレビ派】

春は、新しいことを始めたくなる季節です。健康的な体づくりをスタートさせたい人も多い時期ですが、まずは自分の体について知ることが大事です。心療内科医の長井敏弘先生と、広島テレビの井上沙恵アナウンサーが、広島市内で受けることができる「体力測定」について取材しました。
「体力づくりが大事」と、よく耳にします。「体力」とは、文部科学省の定義によると、大きく分けて2つあります。1つは「行動体力(運動をするための体力)」と「防衛体力(健康に生活するための体力)です。具体的に説明すると、「行動体力」は外的体力のことで、筋力・敏しょう性・平衡性・持久力などが、「防衛体力」は内的体力のことで、免疫力・環境適応力などが当てはまります。この2つの体力のバランスが、大事になります。
「内的体力」は健康診断などで、「外的体力」は「体力測定」でチェックすることができます。今回、スポーツ施設「広島県立総合体育館」で、長井先生と井上アナが「体力測定」に挑戦してきました。
広島県立総合体育館の本館1階にある「健康・体力サポートセンター」で、健康運動指導士の資格を持つスタッフに測定してもらいます。
今回受けたのは、一般を対象とした7種目の運動機能を測定する「基礎体力コース」です。学生を対象とした「新体力テスト」から 項目を若干変更し、大人が気になるポイントを測定できます。
体力測定開始!果たして2人は…!?
体重と身長、筋肉量を測ったあとにチェックするのは…
■センター専門員 髙橋正光さん
「今から自転車に、9分ほど乗って頂くんですけど。全身持久力っていう心肺機能ですね。」
全身持久力とは、いわゆる「スタミナ」のことです。学生の頃は「シャトルラン」や「マラソン」などで測っていたこの数値を、センターではエアロバイクを使って調べます。耳につながれたコードから心拍数を測り、その変化から全身持久力を測定します。
■センター専門員 髙橋正光さん
「今から9分、自転車をこいで頂くんですけど、3分ごとにだんだんペダルが重たくなっていきます。」