ノルウェー・オスロでノーベル平和賞の授賞式が始まり、日本被団協の代表が受賞演説に臨みました。

日本時間の10日午後9時に始まったノーベル平和賞の授賞式。日本被団協を代表して登壇したのは、箕牧智之さんなど3人の代表委員です。
ノーベル賞委員会のフリードネス委員長から賞状と記念のメダルを受け取りました。

■ノーベル賞委員会　フリードネス委員長
「被爆者の証言に耳を傾けましょう。核のタブーを守り続けるため努力しましょう。私たちの生存はそれにかかっています。」

また、長崎で被爆した田中熙巳さんが受賞演説に臨み、ロシアによる核の威嚇を例に挙げたうえで、「核のタブーが崩されようとしている」と訴えました。
【2024年12月10日午後9時56分放送】