「殺害したのは別の人物」 殺人事件の裁判で被告の男が改めて主張 広島地裁
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広島市内で知人男性を殺害し、遺体をバラバラにして捨てたとされる男の裁判で、被告は改めて「殺害したのは別の人物」と主張しました。
「全く見覚えのない男が植木さんに馬乗りになって、顔面にコンクリートブロックを使って何度も叩きつけていた」
被告は現場で見たという男の特徴を語りました。
この裁判は、渡部大地被告が2021年、広島市佐伯区の住宅で知人男性の顔面をコンクリートブロックで殴打し殺害。死体を切断し、海に捨てるなどしたとして殺人などの罪に問われているものです。
27日の裁判で、弁護側は「当初被告が犯行を認める嘘の供述をしていたが、真実を話し始めた」と主張し、改めて殺人と死体損壊について否認しました。判決は3月13日の予定です。
(2025年2月27日放送)
最終更新日:2025年2月27日 19:57