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<今年の現代の名工>進歩的なヘアスタイルを創作発表している美容師の八木英一さん【徳島】

2023年11月24日 18:40
<今年の現代の名工>進歩的なヘアスタイルを創作発表している美容師の八木英一さん【徳島】

国が卓越した技能者に贈る「現代の名工」に、今年、徳島県内から過去最多と並ぶ3人が選出されました。

『フォーカス徳島』では今週、その3人の名工たちをシリーズでご紹介します。

24日は、徳島市で美容室を営む、美容師の八木英一さん・59歳です。

野口七海アナウンサーのリポートです。


(野口七海アナウンサー)
「おはようございます。きょうはよろしくお願いします」

八木英一さん「おはようございます。よろしくお願いします」

徳島市沖浜で美容室「マルホランド」を経営する八木英一さん、59歳。

18歳で美容の世界に飛び込み、以来、幅広い技能と知識で感性に富んだ進歩的な新しいヘアスタイルを生みだしてきました。

その一方で、日本髪を現代風にアレンジ、優れた指導力で若手の育成にも貢献しています。

(美容師 八木英一さん)
「もう嬉しかったです」

(野口七海アナウンサー)
「カレンダーにいっぱい京都、鳥取、宮崎、沖縄って書いてあるこれは何ですか?」

(美容師 八木英一さん)
「これはまた(今度)仕事で行く場所なんですけど」

(野口七海アナウンサー)
「行くと言っても何をしに行くんですか?」

(美容師 八木英一さん)
「講習会で行く場所を書いてます」

八木さんは若手育成のため、全国各地で技術講習会を開いています。

八木さんは職人流の「目で見て技術を盗め」ではなく、丁寧な指導を心がけているといいます。

(美容師 八木英一さん)
「伝え方は今の時代に合わせた方が伝わると思うんですよね。講習会で(カットを)します、見ました、(自分で)やってみました、その時出来ても帰ったらどうだったっけ、ということがよくある。それは帰って復習する時に動画があれば、今よりも早く、今までよりも早く習得できるなと思うので、YouTubeを今使っています」

機材の準備や撮影は全て自分で行い、見る人の視点に立った画角や編集などにもこだわっています。

(美容師 八木英一さん)
「おはようございます」

(常連客)
「おはようございます」

この日、常連のお客さんがやってきました。

(常連客)
「扱いやすだけくしたいのと、重たい後ろ(襟足)が」

お客さんのオーダーを聞くと八木さんは、手際よくカットを始めました。
リズミカルにハサミを動かし髪を整えていきます。

八木さんは髪のうねりや生え癖を毛の根元から整える「ルーツコントロール」と呼ばれるカットを得意としています。

このお客さんが悩んでいる襟足の生え際の毛の流れをこの技法で解消します。

ルーツコントロールを行うことで外向きに流れていた髪が、ハサミ一本でまっすぐになりました。

(野口七海アナウンサー)
「八木さんが現代の名工に選ばれたのはご存じですか?」

(常連客)
「はい、この前お聞きしました」

(野口七海アナウンサー)
「それを聞いてどう思いましたか?」

(常連客)
「やっぱりなとは思いました。これまでのカットに対する思いであったりとか、髪の毛の取り組み関しては素晴らしい先生だと思っているので、それは納得だなと思いました。八木さんは思った以上にすごい丁寧に切ってくれるので、3~4か月、カットに行かなくてもいいぐらいきれいにしてくれるんですよね」

仕上げに切った髪を流し、丁寧にドライヤーをかけていきます。
約1時間かけてカットが終了しました。

(常連客)
「朝起きて、ちょっとブラシしただけで髪の毛がすごいきれいにまとまったりとか、後ろもぱかっと割れやすかったりするんですけど、それが、もう本当に解消されていていつも快適に過ごさせてもらってます」

(野口七海アナウンサー)
「きょうの髪の毛は何点でしたか?」

(常連客)
「120点です」

髪の毛の悩みを解消し、人を笑顔にする「現代の名工」八木さんのこれからの目標は…。

(美容師 八木英一さん)
「ルーツコントロールを広めていきたいなと。ルーツコントロールって知らない人がまだまだ多いんですけど、美容師さんでもお客さんでも。分かってもらえる技術になったらいいと思っているので、それが一つ。もう一つは、成人式に日本髪をする人が増えたらいいなと思ってます」

若手を育成し技術を伝え、日本髪の良さを広めていく現代の名工となっても八木さんの仕事はまだまだ広がり続けています。

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