秋の夜空を2万発の大輪の花火が彩る 西日本最大級「にし阿波の花火」開催【徳島】
先週、『フォーカス徳島』で開催準備の模様をお伝えした全国の花火師による競技大会「にし阿波の花火」が、11日、盛大に開催されました。
徳島県三好市で4年ぶりに開かれたこの大会では、大勢の観客が2万発の花火に酔いしれました。
(河野将明記者)
「暗くなり始めた、ここ西部健康防災公園には、非常に多くの人が集まってきました。もう間もなく、この秋の空を大輪の花火が彩ります」
(観客)
「夜空一杯打ち上げてもらえたらいいかな」
(観客)
「音楽との共演みたいなことを聞いていたので、楽しみ」
(観客)
「倉敷から来ました。(Q.何を期待しているのか)もちろん、花火師の花火」
4年ぶり2度目となる「にし阿波の花火」。
1万7000人もの観客が、夜空に描きだされる花火を楽しみました。
直径が300mにもなる、ド迫力の「尺玉花火」。
音楽に合わせ、連続で打ち上がる「スターマイン」は、花火師それぞれの世界観を感じさせてくれます。
「にし阿波の花火」は、県西部に新たな観光の目玉を作ろうと始まり、全国から集まった9つの業者の花火師たちが、西日本最大級となる2万発の花火でその技を競います。
阿南市の岸火工品製造所が打ち上げた花火のテーマは「NEO祭」。
ジェンダーも国籍も関係なく、集い・踊り・火を囲み、神々に感謝する未来の祭りを表現しています。
(観客)
「最高でした。今まで見たことない花火」
(観客)
「リズムに合わせて上がってたり、テーマに合った色とかをちゃんと考えているんだなという感じがして、とても良かった」
(観客)
「彼の今年の目標が、この一年間で花火を10万発観るのが目標」
「きょう達成しました。(Q.今まで8万発観ていて)うん」
「きょう2万発、達成です」
県内から参加した「岸火工品製作所」は、今回参加した9社の花火師のなかで、準優勝に輝いたということです。