食用コオロギ生産など手掛ける徳大発のベンチャー企業「グリラス」負債総額約1億5300万円で自己破産申請【徳島】
食用コオロギの生産や加工を手掛けていた徳島大学発のベンチャー企業「グリラス」が、11月7日に徳島地裁に自己破産を申請していたことがわかりました。
負債総額は約1億5300万円です。
東京商工リサーチ徳島支店によりますと、事業は2024年の春に停止しているとのことです。
「グリラス」は2019年に創業、徳島県美馬市の廃校を生産拠点にするなどして食用コオロギの飼育や生産に取り組んできました。
しかし、2023年に徳島県内の高校でコオロギの粉末を使った給食が希望者に提供されたことがネット上に流れると、安全性を懸念する声などがあがり苦情が殺到。
コオロギを「食用」ではなく「飼料」として大量生産する新事業を模索したものの、設備の導入に必要な国の補助金が得られなかったことから、事業継続を断念したということです。
負債総額は約1億5300万円です。
東京商工リサーチ徳島支店によりますと、事業は2024年の春に停止しているとのことです。
「グリラス」は2019年に創業、徳島県美馬市の廃校を生産拠点にするなどして食用コオロギの飼育や生産に取り組んできました。
しかし、2023年に徳島県内の高校でコオロギの粉末を使った給食が希望者に提供されたことがネット上に流れると、安全性を懸念する声などがあがり苦情が殺到。
コオロギを「食用」ではなく「飼料」として大量生産する新事業を模索したものの、設備の導入に必要な国の補助金が得られなかったことから、事業継続を断念したということです。
最終更新日:2024年11月21日 20:22