×

おーい!おこおっつぁーん!「阿波富士」の別名をもつ高越山の登山道復活へ【徳島】

2023年12月20日 20:00
おーい!おこおっつぁーん!「阿波富士」の別名をもつ高越山の登山道復活へ【徳島】
徳島吉野川市山川町のシンボル、「おこおっつぁん」こと高越山登山道を再生し、賑わいを取り戻そうと官民が連携したプロジェクトが始まっています。

12月16日、プロジェクトの一環として山頂に頂上であることを示す看板が設置されました。

吉野川市山川町。「阿波富士」の別名をもつ高越山です。標高1133m。

四国百名山にも選ばれていて、弘法大師、空海も修行におとずれたとされる霊峰です。




12月16日、市の職員や商工会のメンバー、それに地元のボランティアなど総勢14人が集まり、山頂への看板取り付け作業がおこなわれました。

車で行けるのは標高1000メートル付近まで。そこからは徒歩で登ります。

(看板取り付けを企画 吉野川市商工会 村田勇介 青年部部長)
「高越山という良い山があるのに、今まで知っている人もいるが知らない人は知らないので、今後観光に活かせていけたらいいかなというのがきっかけ」

高越山はかつて、街中から近い身近な山として山川少年自然の家に泊まる子どもたちから、船窪のツツジを見に来る大人たちまで、季節を問わず多くの登山客で賑わっていました。



しかし、2006年に少年自然の家が閉鎖…



地域の過疎高齢化もあいまって、訪れる人が減ると次第に登山道は荒れ果てていきました。

「少年自然の家の残骸かな」

「おーいおこおっつあんって言ってたかもしれんね」

(徳島山と友の会 丸岡隆 会長)
「わたしたちは子どもの時は父や母とよく登ってきた。今は登山者か少しの観光客だけ。これだけの山は全国にあるわけでもない。もう少し(登山客が)増えてくれたら良い」

高越山にもう一度、賑わいを取り戻すため、市はゾゾタウンの創業者、前澤友作氏から観光整備目的で寄付された500万円を充てて、去年、登山道にトイレを整備しました。

さらに今回、市の商工会が企画して看板や案内板を設置することになりました。




標高1133メートル、空海の銅像がある山頂に到着


原井敬吉野川市長の手で山頂に看板が取り付けられました。

(吉野川市 原井敬 市長)
「伝統と文化がある山なのでそれに加えて、今後高越山の自然を使った新たな取り組み、イベントを高越山ベースにやっていきたい」

市では今後も地元ボランティアと協力し、登山道の整備と保全を続けていくということです。

高越山に賑わいを取り戻すため。住民たちの挑戦はまだ始まったばかりです。

ニュース

ニュース

  • JRT NEWS NNN
  • おーい!おこおっつぁーん!「阿波富士」の別名をもつ高越山の登山道復活へ【徳島】