「思い出のデニムに新しい命を」 鳴門のリメイク作家【徳島】
鳴門市北灘町にある折野工房。
こちらの工房で活動しているのは、デニムリメイク作家「Michelle」こと、吉岡美千恵さんです。
吉岡さんはその手で、古くなったデニムに雑貨としての新しい命を吹き込みます。
この日は、週末のイベント出展に向けて、バッグを製作していました。
ハサミやリッパーなどを使って、デニムを解体していきます。
(デニムリメイク作家・吉岡美千恵さん)
「なんかいいでえねえ、この感じ。おしゃれですね」
「このままバッグにしたら、めっちゃ可愛いよねえ」
吉岡さんのこだわり。
それは、生地を決して無駄にしないこと。
(デニムリメイク作家・吉岡美千恵さん)
「小さいパーツを捨てずに、どこかで生かしてあげたい、端っこになる部分が、すごくいい味を出してくれるときがある」
「そこを活用して、ポーチのどこかにつけたりして使いたいというこだわり」
解体が終わったら、型紙に合わせて生地の組み合わせと配置を考えます。
メインの生地は決まりましたが…。
(デニムリメイク作家・吉岡美千恵さん)
「白っぽい生地を入れたいなと思って、迷っています」
「あ!、これにしよう」
「ちょっと夏っぽいのが欲しいかな?」
納得のいく組み合わせが決まらなければ、半日悩むこともあるそうです。
悩んだ末に選んだ生地を組み合わせ、慎重に縫い合わせます。
(デニムリメイク作家・吉岡美千恵さん)
「片面がやっと完成、ええ感じちゃうん」