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「思い出のデニムに新しい命を」 鳴門のリメイク作家【徳島】

2025年6月11日 18:45
「思い出のデニムに新しい命を」 鳴門のリメイク作家【徳島】
豊成さんは、破れたりサイズが合わなかったりで、もうはかないけど「捨てられないデニム」ってありませんか?。

そんな思い入れのあるデニムに、新しい命を吹き込む女性がいます。

きっかけは、最愛の息子さんの何気ない一言でした。

バッグやポーチ、ブローチなどといった、大小さまざまな作品。

これらは、すべて1本のデニムからリメイクされたものです。

◆鳴門市の工房

鳴門市北灘町にある折野工房。

◆デニムリメイク作家

こちらの工房で活動しているのは、デニムリメイク作家「Michelle」こと、吉岡美千恵さんです。

吉岡さんはその手で、古くなったデニムに雑貨としての新しい命を吹き込みます。

この日は、週末のイベント出展に向けて、バッグを製作していました。

◆「生地を無駄にしない」

ハサミやリッパーなどを使って、デニムを解体していきます。

(デニムリメイク作家・吉岡美千恵さん)
「なんかいいでえねえ、この感じ。おしゃれですね」
「このままバッグにしたら、めっちゃ可愛いよねえ」

吉岡さんのこだわり。

それは、生地を決して無駄にしないこと。

(デニムリメイク作家・吉岡美千恵さん)
「小さいパーツを捨てずに、どこかで生かしてあげたい、端っこになる部分が、すごくいい味を出してくれるときがある」
「そこを活用して、ポーチのどこかにつけたりして使いたいというこだわり」

解体が終わったら、型紙に合わせて生地の組み合わせと配置を考えます。

メインの生地は決まりましたが…。

(デニムリメイク作家・吉岡美千恵さん)
「白っぽい生地を入れたいなと思って、迷っています」
「あ!、これにしよう」
「ちょっと夏っぽいのが欲しいかな?」

◆生地を組み合わせ

納得のいく組み合わせが決まらなければ、半日悩むこともあるそうです。

◆慎重に縫い合わせ

悩んだ末に選んだ生地を組み合わせ、慎重に縫い合わせます。

(デニムリメイク作家・吉岡美千恵さん)
「片面がやっと完成、ええ感じちゃうん」

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◆マルシェで販売

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