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自民党が徳島・高知選挙区の「特定枠」維持へ 来夏の参院選【徳島】

2024年12月10日 18:45
自民党が徳島・高知選挙区の「特定枠」維持へ 来夏の参院選【徳島】
2025年年夏に行われる参議院選挙で自民党は、合区選挙区の徳島・高知選挙区に、比例代表で優先的に当選できる「特定枠」を割り当てる方針を決めました。

自民党県連の眞貝浩司幹事長は今月8日、自民党本部で森山裕幹事長、松山政司参議院幹事長らと面会。

党本部として徳島・高知選挙区で2025年夏に行われる参議院選挙で従来通り「特定枠」を確保する方針であることを伝えられたということです。

「特定枠」とは徳島・高知選挙区と鳥取・島根選挙区の2つの合区となった選挙区で、議席がなくなった県を救済するために導入されたもので、比例代表の上位に記載され、優先的に当選できるものです。

これまで徳島、高知の自民党県連では選挙区と特定枠に交互に候補者を立ててきました。

(自民党県連・眞貝 浩司幹事長)
「合区対象県、鳥取、島根、徳島、高知において、特定枠を再度頂けるというお話を正式にもらった。徳島から特定枠、高知からは選挙区で候補者を擁立することで両県で話し合いを今、進めている」

(記者)
「特定枠の候補は、どのような形でいつ頃までに決めるのか?」

(眞貝 浩司幹事長)
「県連の役員会を開いて、皆さんの意見を聞いて決めていく。2024年内中に県連の常任総務会を開いて候補者を決めたい」

今後、自民党県連内で特定枠の候補選定などを話し合う方針です。

2025年夏の参議院選挙には、去年の参議院補欠選挙で無所属で当選した、現職の広田一参議院議員が、立候補に向け準備を進めています。
最終更新日:2024年12月10日 20:27

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