歌舞伎ファンらでつくる団体 新ホールについて知事に要望書を提出【徳島】
新ホールについて10日、徳島県内の歌舞伎ファンらでつくる団体、仮称・徳島文化芸術ホールを考える会が、知事に要望書を提出しました。
要望書では、歌舞伎を含め多様な演目が実施できる大ホールを整備することや、多様な演出が可能となる自由度の高い設備を備えることを求めています。
(徳島文化芸術ホールを考える会(仮称)河野稔治代表世話人)
「今の設計図を拝見すると、このまま作ったら負のレガシーになるんじゃないかと。本物が一流の公演ができるようなホールを作っていただきたい」
これに対し、後藤田正純徳島県知事は、「使う側・見る側の意見をしっかり聞いたうえで進めたい」と答えました。
会は今後もほかのホールの事例を研究するなどして、文化芸術ファンの視点からの提案を続けたいとしています。