トンネル掘削中に岩が落下　男性従業員が重体・阿南市【徳島】

5月20日午前、阿南市長生町の国道でトンネルの掘削作業中に岩が落下し、この岩がぶつかった50歳の男性作業員が意識不明の重体です。

事故があったのは、阿南市長生町の国道55号にある「長生・明谷トンネル」です。

警察と消防によりますと、20日午前10時25分ごろ、トンネルの掘削作業中に岩が落下し、長崎県在住の会社員の男性・50歳にぶつかりました。

男性はただちに小松島市の病院に運ばれましたが、頭や胸を打つなどしていて、意識不明の重体です。

警察や工事関係者によりますと、事故当時、男性はゴンドラに乗り、天井からの落下物を防ぐ金網を固定する作業をしていて、ヘルメットは着用していたということです。

事故を受け、工事を管轄する建設会社は「被災者の方には大変申し訳なく思っている」とコメントしています。

警察が事故の詳しい原因などを調べています。