被害総額約8億5264万円　県内で11月末までに確認された特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺被害【徳島】

徳島県警によりますと、2024年に入り11月末までに徳島県内で確認された特殊詐欺とSNS型の投資詐欺・ロマンス詐欺の被害総額は、約8億5264万円で、2023年の同じ時期と比べ、4000万円あまり増加しています。

11月に認知された中で最も被害が大きかったのは、SNS型投資詐欺被害にあった徳島市の60代の男性です。

この男性は2024年6月、会社役員を名乗る女性とフェイスブックで知り合い、その後LINEでやり取りをしていると、叔父で中国の経済学者を名乗る人物を紹介されました。

男性は「金取引で利益が出る」などと言われ700万円を指定口座に振り込みましたが、出金を求めると「税金が必要」と言われ、さらに557万円を振り込み、合わせて1257万円を騙し取られる被害にあいました。