×

小ホール代わりのスタジオ設置を検討 藍場浜西エリア整備予定の新ホール【徳島】

2024年9月25日 18:00
小ホール代わりのスタジオ設置を検討 藍場浜西エリア整備予定の新ホール【徳島】
県は、これまであわぎんホールを活用するとしていた小ホールについて、新ホール内部に小ホール代わりの多目的スタジオ設置を検討していると明らかにしました。

旧文化センター跡地での新ホール計画では、大ホールに合わせて307人収容の小ホールの建設が計画されていました。

しかし、県が整備を進めたいとする藍場浜公園西エリアでの新ホール整備案では、あわぎんホールと一体的に運用することで小ホールは建設しない計画です。

これに対し、一部の県民や音楽芸術団体からは小ホールの併設を望む声があがっていました。

こうした声を受け、9月25日開かれた県議会経済委員会で県の担当者は藍場浜公園西エリアに整備を予定している新ホールの4階部分に、小ホールの代わりとなる多目的スタジオの設置を検討していると明らかにしました。

(県文化プロジェクト室・伊澤 弘雄室長)
「200席程度また、小ホール的にも使えるかについては固定の椅子がある訳ではないが、様々な用途を想定して高い機能性を持たせた部屋になると考えている。ダンス、講演、映画、あと小規模な音楽コンサートこれらにも使える」

一方、後藤田知事が自身のX、旧ツイッターで「新ホール問題ついに終止符」と投稿したことについて県議会自民党の岡田理絵議員は、「議会審議中において不適切な投稿だ」と批判しました。

(県議会自民党・岡田理絵議員)
「会派としては大変遺憾に思う、議会審議中のこのような時期にあのような発信は言語道断本当に許すことができない、議会軽視ではないか?」

これに対し県側は、この件に関し後藤田知事は、「一日も早く新ホールを作りたいとの思いが強く、対立を煽る意図はなかったが、独善的とも言える表現に対し、知事としてこのような投稿は慎む」とコメントしていると述べました。

ニュース

ニュース