高校生が作ったポスターを活用　自転車に乗るときのヘルメット着用推進を【徳島】

自転車に乗る際のヘルメット着用を推進するため高校生が作ったポスターを使って、2月27日の朝、徳島市で警察官が自転車通学する生徒らにヘルメット着用を呼び掛けました。

（徳島板野警察署 笠井寿範署長）
「高校生ら、市民の交通安全意識の高揚に貢献されました」

このヘルメット着用推進ポスターを制作した徳島北高校美術部の今柴友里さんに、この日の朝、警察から感謝状が贈られました。

このあと警察官が校内で、今柴さんが作ったポスターを見せながら、自転車通学をする生徒らにポスターが印刷されたポケットティッシュを配布し、ヘルメット着用を呼び掛けました。

（警察官）
「ヘルメット忘れず、被ってくださいね」

（徳島北高校美術部 今柴友里さん）
「受験生の勉強を応援しつつ、ヘルメットを被って『安全に合格まで行ってほしいな』という想いで描きました」

徳島県警の調べによりますと、2025年1月時点での徳島県内の高校生のヘルメット着用率は6.4%で、県警ではポスターをチラシなどにも印刷し、活用する方針です。