JR四国の車両の約2割に不備発覚 JR貨物で発覚のデータ改ざん不正を受け国の指示の緊急点検結果【徳島】
JR四国は国の指示で行った緊急点検で、車両の約2割が、車輪と車軸を組み立てる際の圧力が目安の値を外れていたと発表しました。
緊急点検は9月に、JR貨物で明らかになったデータ改ざんなどの不正を受け、国土交通省が指示していました。
点検の結果、データ改ざんなどの不正は確認されませんでしたが、保有する409両のうち、約2割にあたる96両で、車軸に車輪を押し込む際の圧力が目安の値を外れていたことが確認されました。
このため、高徳線など徳島県内の全路線含む4路線、22本の普通列車で車両を減らし運行しましたが、安全性が確認されたことから、24日までに全車両の使用を再開しています。
(JR四国 四之宮和幸社長)
「安全上重要な装置の作業について、社内の取り扱いが明確でなかったことについて認識を新たにしたところであります」
JR四国では、目安としていた圧力の値を基準化するか検討を進めるとともに、適切な作業の徹底を社内文書で通知したということです。
緊急点検は9月に、JR貨物で明らかになったデータ改ざんなどの不正を受け、国土交通省が指示していました。
点検の結果、データ改ざんなどの不正は確認されませんでしたが、保有する409両のうち、約2割にあたる96両で、車軸に車輪を押し込む際の圧力が目安の値を外れていたことが確認されました。
このため、高徳線など徳島県内の全路線含む4路線、22本の普通列車で車両を減らし運行しましたが、安全性が確認されたことから、24日までに全車両の使用を再開しています。
(JR四国 四之宮和幸社長)
「安全上重要な装置の作業について、社内の取り扱いが明確でなかったことについて認識を新たにしたところであります」
JR四国では、目安としていた圧力の値を基準化するか検討を進めるとともに、適切な作業の徹底を社内文書で通知したということです。