「約20億円の評価損のため売却せず」 阿南市の過剰な債券購入による現金不足問題【徳島】
阿南市で、市の貯金を使って過剰に債券を購入したために現金不足が指摘されている問題で、市は4月16日、基金の運用方針について協議しました。
会議には、岩佐義弘市長や財政担当者など11人が出席しました。
阿南市では、市の貯金にあたる基金によって、約91億3000万円分の債券を購入していて、現金不足が懸念されています。
市によりますと、4月1日現在、市の保有する現金は85億7000万円で、今後はこれを金利の高い定期預金を活用しながら運用するということです。
ただし、支出の増える2月から5月にかけては、約40億円を普通預金で確保します。
また、購入した債券に約20億円の評価損が出ていることから、売却はせずにそのまま保有するとともに、新規購入も行わないこととしました。
一般会計に30ある基金は今後、一括運用することとし、必要に応じて運用に関する検討会議を開く予定です。
会議には、岩佐義弘市長や財政担当者など11人が出席しました。
阿南市では、市の貯金にあたる基金によって、約91億3000万円分の債券を購入していて、現金不足が懸念されています。
市によりますと、4月1日現在、市の保有する現金は85億7000万円で、今後はこれを金利の高い定期預金を活用しながら運用するということです。
ただし、支出の増える2月から5月にかけては、約40億円を普通預金で確保します。
また、購入した債券に約20億円の評価損が出ていることから、売却はせずにそのまま保有するとともに、新規購入も行わないこととしました。
一般会計に30ある基金は今後、一括運用することとし、必要に応じて運用に関する検討会議を開く予定です。
最終更新日:2025年4月17日 12:39