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ラルクのhydeさんも「感慨深い」加藤神社拝殿に画狂人・井上文太さんが描いた清正の大天井画

2025年4月24日 18:41
ラルクのhydeさんも「感慨深い」加藤神社拝殿に画狂人・井上文太さんが描いた清正の大天井画
熊本市中央区の加藤神社が取り組んできた熊本地震からの復興事業が完了し、拝殿に大天井画が奉納されました。

加藤神社は熊本藩の初代藩主・加藤清正を祀った神社です。24日、大祭に先立って行われた大天井画の除幕式には、制作した「画狂人」井上文太さんと、井上さんと親交のあるロックバンドL'Arc~en~Cielのhydeさんなどが出席しました。

拝殿の天井いっぱいに描かれた大天井画は横15メートル、縦5メートルあります。中央には虎に寄り添われた加藤清正が描かれ、その両脇に風神雷神に見立てた黒白の虎が描かれています。井上さんによりますと、「清正がすべてを包み込む平和と共生をイメージした」ということです。

■「画狂人」井上文太さん
「平和と共生を願った一番の武将なので、そういう方が熊本にはいるっていうのを、みんなに知ってもらうことが一番だと思います」

■hydeさん
「いやー素晴らしい。集大成のような技術が詰め込まれてると思いますし、 そういった思想も素晴らしい。これが何百年も残ると思うと、すごく感慨深いですね」

■加藤神社 湯田崇弘宮司
「この作品は私たちの誉れでありますし、これから誇りとして大切に、神社の宝としてご神宝として、これから先、大切に飾らせていただきたいと思っています」

続いて、熊本地震からの復興と創建150年を記念した「令和の大造営」の竣工記念の大祭が行われました。大祭では、神仏習合として地震からの復興を祈願した真言宗の僧侶による法螺貝の奉奏や、巫女の舞が奉納されました。

最終更新日:2025年4月24日 19:35