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地震の時 自宅のトイレどうしたらいい?「身近なものでできる備え」伝授

2025年4月15日 20:14

■心佳ちゃん・晴義くん
「ヘッドライト、ホイッスル、履物」

■しほママ
「ヘッドライトだと、両手が空くので、お子さんと手をつないだりとか、怖いって言って抱っこしながらとかあると思うので、ひとつヘッドライトがあると安心かな」

そして、助けを呼ぶ時に使うホイッスル(笛)です。100円ショップでも買うことができます。私は枕元に置いています。3つ目は「履物」です。ガラスの破片などで足を怪我してしまうおそれがあります。

そして、停電や断水で困るのが「トイレ」です。いざという時にどう対応するのか考えてみました。使うのは「ポリ袋、養生テープ、新聞紙」です。

■しほママ「まずはこの45リッターの袋を便器にはめます。下に水があるから、これは固定したいと思います」

袋は二重にして使い、下の袋は養生テープで固定します。用を足したあと水分を吸収するため、新聞紙を細かくちぎりながら袋の中に入れます。

■心佳ちゃん
「いつもしているのと同じくらい(のトイレ)だからしてもよさそう」

使用した後は上の袋を外し、中の空気を抜いてから自治体の指示に従って捨てましょう。ちなみにホームセンターなどでは、消臭効果がある凝固剤が入った非常用トイレのセットも売っています。

■心佳ちゃん
「(アドバイスを)聞いて、知らなかったことが知れたから良かった」

■晴義くん
「楽しかった。意外と僕でもできることがある」

■母・佳代さん
「在宅避難の時に食べ物は考えとして持っていましたけどトイレのことまでは考えがいっていなかったので、家にあるものでできるところがすごく勉強になりました」


【スタジオ】

今回の格言は「子どもたちも『かてい』を大事に」。お子さんがいるご家庭は、次の3点を意識してみてください。

「か」は「かたづけ」常に整理整頓し、物が飛び散るのを防ぎましょう。
「て」は「てつだい」災害が起きると大人も大変なので、普段からお手伝いしていると子どもたちもいざという時にすぐに動けます。
最後の「い」は「あいさつ」。地域の人たちにあいさつをしていざという時に助け合える関係をつくりましょう。

最終更新日:2025年4月15日 20:14