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妻の首をスカーフで絞め殺害した疑い 88歳の夫を送検 高齢者向け住宅で現場検証

2024年9月19日 18:59
妻の首をスカーフで絞め殺害した疑い 88歳の夫を送検 高齢者向け住宅で現場検証
熊本市中央区の事件現場

熊本市の高齢者向け住宅で83歳の妻を殺害したとして逮捕された88歳の夫の身柄が19日、熊本地検に送られ、警察が現場検証を行いました。

殺人の疑いで送検されたのは、熊本市中央区の無職・丸山衛容疑者(88)です。警察によりますと、丸山容疑者は9月16日夜から17日午前10時半頃までの間に、サービス付き高齢者向け住宅の室内で妻の美智子さん(83)の首をスカーフで絞めて殺害した疑いがもたれています。司法解剖の結果、美智子さんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死だったことがわかりました。

■内藤有希子記者
「警察車両が駐車場に止まりました。警察官が中に入っていきます」

警察は19日午後、現場の住宅で現場検証を行いました。警察によりますと、美智子さんは歩行器を使って生活していて、施設の職員は、丸山容疑者について「おだやかな性格」と話しているということです。

調べに対し丸山容疑者は、「妻は体が不自由でかわいそうだった。死のうとしているのを手伝った」と供述していて、警察が詳しい動機などを調べています。