大津町で行方不明男性｢カニとりに様子見に行ったか｣約27km離れた白川で遺体発見

23日、熊本市西区の白川で男性が遺体で発見されました。遺体は大津町で行方不明となっていた男性と特定され、警察が川に流された経緯を調べています。

遺体が発見されたのは、熊本市西区小島上町付近を流れる白川です。23日午前10時20分頃、巡回中の県防災ヘリが川に浮いている男性を発見しました。駆け付けた消防と警察が男性を引き上げましたが、その場で死亡が確認されました。

一方、この現場から直線距離で27キロほど離れた大津町錦野の白川の河川敷で、22日にエンジンがかかったままの軽トラックが見つかりました。

このトラックを所有する男性(65)が行方不明となり、22日から警察などが捜索していましたが、熊本県は遺体がこの男性であると発表しました。男性の家族が「白川にカニをとるために様子を見に行ったのではないか」と話しているということで、警察はおとといからの雨で増水した川に流された可能性があるとみて経緯などを調べています。