コメ作りの効率化へ ドローンで種もみ直まき 南砺市の田んぼで実施
一方、コメ作りを効率化して担い手確保につなげようと、ドローンを使ったイネの直まきが、きょう、南砺市で行われました。
南砺市土生新の田んぼです。
イネの種もみの直まきが、ドローンを使って行われていました。
ドローンによる直まきは、苗を田植え機で植える場合よりも作業時間が3分の1ほどに短縮され、人手も減らせるということです。
取り組みを進めている南砺市の農事組合法人「みどり営農組合」は、3年前からテストを繰り返し、今年度は昨年度のおよそ8倍にあたる13ヘクタールに拡大しました。
農事組合法人みどり営農組合 藤井敏一組合長
「3~4日休みを入れたりということで(農作業を)軽減できて、若い人がいる土日に集中してできるもんですから、年寄りにとっては非常にありがたい体制ですね」
空中から落とされたもみは、ドローンの風圧を利用して、地表から1センチほどの深さに植え付けられるということです。
ドローンによる直まきは県内他の地域でも行われていて、関係者は、コメ作りの効率化につながればと期待を寄せています。