【その瞬間】路面凍結や雪で…県内でスリップ多重事故
きょうの富山県内は日中は多くのところで晴れ、最高気温は12度前後ときのうより高くなりました。
一方で朝や夜は依然として冷え込み、路面が凍結している場所や、雪によって道幅が狭くなっている場所では、車の運転などに注意が必要です。
けさ、国道359号では複数台の車が絡む事故が発生し、その瞬間がドライブレコーダーに記録されていました。
きょうの県内、朝は冷え込み、最低気温は富山市で2度ちょうど、高岡市伏木で1.8度、砺波市で-0.2度でした。
富山駅周辺では、マフラーをまいた人などが寒そうに足早に歩く姿が見られました。
午前7時ごろ、富山市から砺波市に向かう国道359号で事故が発生しました。
視聴者の車のドライブレコーダーの映像では、画面の上方を走る白い車が、道路脇の雪に衝突したように見えます。
後続の車は、それを見てブレーキをかけますが間に合いません。
3台目がとまった次の瞬間、後ろの車が激しく衝突し、道路に破片が飛び散りました。
ドライブレコーダーの持ち主の男性によると、日陰になっている場所では路面が一部凍結していたということです。
県警によりますときょうの朝、県内でスリップ事故が4件発生しました。
あす朝の最低気温は平年を下回るところもありそうです。スリップ事故のほか、なだれや屋根からの落雪などに十分注意してください。