富山県内で「リンゴ病」患者数増加 6年ぶり警報レベルに
感染すると頬が赤くなることから「リンゴ病」とも呼ばれる伝染性紅斑の患者数が増加しています。
県は、患者数が「警報レベル」の基準値を超えたとして注意を呼びかけています。
伝染性紅斑は、頬が赤くなることからリンゴ病とも呼ばれる感染症で、紅斑が現れる1週間ほど前から微熱や風邪のような症状が出るとされています。
県によりますと、今月7日からの1週間で定点医療機関あたりの患者数が2.31人にのぼり、警報レベルの開始基準値である2人を超えたと発表しました。
子どもを中心に流行しますが、妊娠している女性が感染すると流産などの原因になることもあるということです。
患者数が警報レベルを超えるのは2019年5月以来で6年ぶりです。
飛沫感染や接触感染によって広がることから、県は、手洗いの徹底などの対策を呼びかけています。
最終更新日:2025年4月16日 19:41