水揚げ量が落ち込み 新湊漁港のシロエビ漁 きょうから休漁
今月1日に解禁されたシロエビ漁は新湊漁港ではこの10日間ほど水揚げ量が落ち込み、きょうから13日間の休漁に入りました。
長期の休漁は去年に続き2年連続です。
漁を休む期間はきょうから来月11日までの13日間です。
関係者によりますと新湊漁港のシロエビ漁は今月1日の解禁日以降出足は順調だったもののこの10日間ほど水揚げ量が大きく落ち込み、資源保護のため休漁に踏み切ったということです。
漁を長期間休むのは去年に続き2年連続です。
富山湾では去年、能登半島地震による海底地滑りが発生し、シロエビの年間漁獲量は193トンと前の年から大幅に減少しました。
新湊のシロエビ漁師は地震の影響も含めすぐには水揚げは元には戻らないのではと話します。
シロエビ漁師 野口和宏さん
「海を休ませてあげるっていうのもありますし、今の水揚げの状況だと沖に出ても経費ばかりかかっちゃうので。いっぱい水揚げできることに越したことはないけど去年がああいう状況 いきなり今年劇的に回復するとは考えにくい。何年かかけて回復していくのが一番いい状況というか、そういう状況にならざるを得ないのかな」