バスケットボールB2の富山グラウジーズＢ1昇格をかけたプレーオフで準々決勝を勝ち上がり、今週土曜日から準決勝に臨みます。念願のＢ1復帰まであと2勝、選手たちの士気は高まっています。
ベルテックス静岡との準々決勝は3戦目までもつれる激闘を制し、準決勝へと駒を進めたグラウジーズ。
念願のB1復帰が決まる決勝進出まであと2勝、きょうは練習を公開しました。
準決勝で立ちはだかるのは西地区1位のライジングゼファー福岡です。かつて富山を率いた浜口炎ヘッドコーチが指揮をとり、リーグ4位の得点力を誇る福岡。攻撃の中心となるのは富山でも5年間プレーしたジョシュア・スミス選手。ゴール下を支配する身長210センチ・体重138キロのスミスを封じることができるかが勝負の鍵を握ります。
ダビー・ゴメスヘッドコーチ
「相手は重量級が多いのでしっかり走らないといけない。相手はゲームを通じて試合のペースを落とそうとしてくるので、速いバスケットボールが必要になってくる」
ダビー・ゴメスヘッドコーチが掲げる「速いバスケットボール」で、平均得点リーグ2位を記録したグラウジーズ。レギュラーシーズンでは、福岡に4試合で白星無しと苦しみましたが、得意の展開に持ち込めば勝機が近づきます。
藤永佳昭キャプテン
「僕たちのオフェンスっていうのはファーストブレイク、最初がキーになってくると思うので、まずは速い展開に持っていくっていうのが重要なんじゃないかなって思います」
国内最高峰の舞台、B1復帰へ。運命の試合は今週土曜日からです。
藤永佳昭キャプテン
富山にとってすごく重要なものをこの1年やってきたなっていうイメージはあるので、もちろん勝ちたい気持ちはありますけど、どんな結果になっても、最後自分たちが自信を持って終われるようにやっていきたいなって思います」
昇格プレーオフは先に2勝したチームが次のラウンドに進みます。グラウジーズは準決勝を突破すれば念願のB1復帰が決まります。天王山の準決勝は今週土曜日10日から敵地・福岡で行われます。
