【挑戦】プロ野球審判員へ一歩「日本シリーズに立ちたい」
一方、夢への最初の関門を突破したことで大きな決断を迫られました。
それは今年3年生になる大学をどうするか?
夢を後押ししてくれたのはいつも応援してくれる家族でした。
父・健一郎さん「大学をやめることになるけどいいかって言われたのですが、その時は子どもの夢もあるので応援してあげたい思いでいいぞと、頑張ってこいと。本当に彼は勝負の世界というか審判は勝負の世界ではないんですけど、勝ち残って行くためには勝負だと思っているので、愛される審判員になって欲しい」
現在1軍の審判員は48人、90年以上続くプロ野球で県出身の審判員はまだいません。
惣元さんは今年、独立リーグの「BCリーグ」に派遣され技術を磨きます。
夢は富山初のNPB審判員です。
惣元さん「まずは正確な公平で尚且つ審判員は威厳もないとダメなのでオンオフをしっかりできる審判員を目指していきたい。プロ野球においては日本シリーズがやっぱり最高峰だと僕自身も思っているので、日本シリーズに立ちたい、目指していきたい」
今年は研修審判員から2人が育成審判員に。育成審判員から同じく2人が正審判員に昇格しました。