●上空の寒気と放射冷却で、朝は厳しい底冷えに
●冷たい北風で、日中も広く2月並みの寒さ。一日冬の装いで体温調節を
●ヒノキ花粉が大量飛散。引き続き入念な対策を

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現在の気温です。
山間部を中心に、水道管凍結のおそれもある厳しい冷え込み。その他、内陸や市街地でも0度を下回っていて、季節外れの強烈な底冷えとなっています。
この気温低下の原因は、上空に居座る寒気と放射冷却によるものです。

きのう30日(日)は帯状に広がる雲が、九州から関東付近を覆っていましたが、この時間にかけて、雲は東へと離れていきました。現在、県内付近は晴れているところが多く、放射冷却の働きが強くなっています。

きょう31日(月)は夜にかけて、日本付近は高気圧に覆われる予想です。日中はところどころで、雲のほとんどない快晴となる見込みです。

日ざし十分ですが、冷たい北風が流れ込みやすく、山口市内では、日中の最高気温が13度にとどまる予想です。

一日安定した空模様。目立った雲もなく、穏やかな陽気となりそうです。

日中の最高気温は各地12度前後と、きょう31日(月)も広く2月並みの寒さ。日本海側ほど北風が吹き、空気が冷たく感じられそうです。

あす4月1日(火)から4日(金)にかけて、安定した空模様が続くでしょう。
最低気温は連日5度を下回り、朝は冷え込みますが、日中は春の暖かさが戻る見通しです。しばらく雨の心配がない分、空気の乾燥が続きます。引き続き火の取り扱いや、体調管理には注意をしましょう。
この週末は5日(土)の午後を中心に、ぐずついた空模様となりそうです。

桜だよりです。
大寧寺では、すでに満開を迎えています。その他の各地は、まだ咲きはじめのところが多いですが、あす4月1日(火)からの気温上昇で、開花は順調に進んでいきそうです。

花粉情報です。
きょう31日(月)も、ヒノキ花粉が各地で大量に飛散する予想です。引き続き入念な対策を行いましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝）