●雨は強弱を繰り返しながら、降り続く見通し。急な突風や雷にも注意を
●あす11日(金)は黄砂飛来のおそれ。花粉症をお持ちの方は、アレルギー症状が悪化する心配も

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昨夜、西日本付近は概ね晴れていましたが、次第に西から雨雲が接近してきました。
きょう10日(木)の未明ごろから県内に雨雲が掛かりだし、一時広い範囲に雨が降りましたが、現在は小康状態となっています。

大陸から接近してきた低気圧や気圧の谷は、きょう10日(木)の夜にかけて日本海を通過する予想です。

この先、雨は強弱を繰り返しながら降り続く見通しです。
大気の状態が非常に不安定で、雨が落ち着いたように見えても、突然雨雲が発達し、急な強い雨や突風、雷も発生するおそれがあります。空模様の変化にご注意下さい。
きょう10日(木)の夜遅くには、この雨も止み始めると見込んでいます。

4月から小学生になったばかりの新1年生とっては、入学してから初めてのまとまった雨になると思います。
これから車を運転される方は、傘の扱いに慣れていない小さな子どもの動きに十分注意してください。

一方、この雨の後は黄砂の飛来に注意が必要です。規模は小さめですが、あす11日(金)の未明から、黄砂が県内に飛来する可能性があります。まだ大量に飛散しているヒノキ花粉と合わさり、アレルギー症状が悪化する心配もあります。
花粉症をお持ちの方は、しっかり対策を行っていきましょう。

日中の最高気温は各地20度前後。
きのう9日(水)に比べ、気温の上がり方は鈍くなりますが、雨に濡れて身体を冷やさないよう、気を付けて過ごしましょう。

あす11日(金)の日中は広く晴れ間が出てきますが、黄砂が飛来する心配があります。規模は小さいですが、マスクを着用したり、黄砂を体に入れない工夫を行いましょう。
この週末は低気圧や前線が接近し、再び天気が崩れる見通しです。13日(日)の午後には雨は落ち着きますが、雲の目立つ空模様が続き、次にしっかり晴れるのは来週15日(火)頃になると見込んでいます。