●サクラ花盛りのシーズンは ヒノキ花粉飛散ピーク
●あす4日(金)は快晴 朝は冷えるが昼は暖かな陽気
●土曜は午後に一部雨の可能性 日曜は天気回復 来週はサクラは花吹雪～葉桜へ
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サクラシーズン真っ只中の県内。お花見のために、屋外にお出かけの機会も多くなりますが、その際、まだまだ油断禁物なのが、ヒノキ花粉です。
周南市、KRY本社屋上に設置している自動花粉観測機、ポールンロボの観測によると、先週末の寒の戻りが解消してサクラが花盛りを迎えるにつれて再び観測値が跳ね上がり、特に、きょう3日(木)は一段と大量飛散、という状況になりました。

サクラの季節は、ヒノキ花粉の飛散ピークとほぼ重なります。あす4日(金)、そして週末～来週前半頃にかけて、まだまだ花粉の大量飛散が心配な日々が続きそうです。お花見を楽しむ際は、花粉対策も万全に行う心がけをお願いいたします。

あす4日(金)の県内は、西から進んでくる移動性高気圧に、しっかり覆われる見込みです。北寄りの風も落ち着いてきて、安定した晴天となります。

ただ、高気圧は足早に東に去って、土曜日は西から近づく気圧の谷の影響で、厚みのある雲が増え、午後はまばらで隙間は多いものの、所々急な雨が心配な空模様。日曜日の夜明けの頃まで天気は少々変わりやすいですが、日中は再び晴天、という天気の流れになる見通しです。

お花見では、土曜日午後の気まぐれな雨に気を付けて。そして、ヒノキ花粉への対策も入念に行いながら、見頃のサクラをしっかり愛でていきましょう。

あす4日(金)はスカッと晴れ渡る空が続きそうです。朝は遅霜要注意の冷え込みですが、日中の気温は16度から18度くらいまで上がる所もあり、降り注ぐ日ざしが暖かな、春らしい陽気となるでしょう。

県内多くの所で、サクラは一番の花盛りのシーズン。花粉や乾燥などには気を付けつつ、サクラの風景を、しっかり楽しんでいきましょう。

土曜日は、午後は所々気まぐれな雨に。ただし、サクラの花を一気に落とすまでの、まとまった雨ではなく、日曜日は日中、天気は回復して、お花見日和に。
来週は一段と暖かな日が多くなりますが、そのぶん、サクラは花吹雪から葉桜へと、やや駆け足で姿を変えていきそうですので、見頃のサクラは、今週末のうちにしっかり楽しんでいきましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)