×

運動機会減る能登の児童支援 体力テストをデジタル集計 来年度までに石川の全小中学校に導入

2025年6月11日 18:47
運動機会減る能登の児童支援 体力テストをデジタル集計 来年度までに石川の全小中学校に導入

デジタルを活用した児童の体力テストが、石川県七尾市の小学校で行われました。子どもたちにとってどんなメリットがあるのでしょうか。

11日に七尾市の山王小学校で行われていたのは、毎年恒例の体力テスト。

測定を終えると、すぐにパソコンのもとへ。

児童:
(Q. いま何を?)
「いま結果をタブレットで入力しています」

この学校では今回から、デジタル集計システムを活用。

これまで、結果が出るまでに数か月かかっていたということですが、手元のパソコンですぐに結果が分かるほか、手本となる動画も見ることができます。

ペスタロッチ テクノロジー・井上 友綱 社長:
「(グラウンドに)仮設住宅が建っていたり、通学手段が徒歩の通学ではなく車の送迎に変わっている。それにより運動機会がどうしても減少している。しっかりとデータ分析することでどう変化しているか、そこからどう取り組みするか。というところにわれわれが寄与できるのではないか」

山王小学校・長谷部 学 校長:
「今回これが、継続的な体力向上への取り組みにつながるきっかけになるのでは」

このシステムは来年度までに、石川県内すべての小中学校に導入されるということです。

最終更新日:2025年6月11日 18:47