金沢と能登 新1年生は… 石川県内の小中学校で入学式 地震爪痕残る輪島は仮設校舎で6校合同
満開の桜が出迎えた金沢市の三和小学校。
新1年生の小さな背中には真新しい大きなランドセル。
新1年生:
「ロイヤルブルー」「かっこいいから」
希望に満ちた春の訪れ。
入学式が始まると少し緊張した表情の新入生たち。
河本隆明校長は「友達や先生、そして三和小学校を大好きになって笑顔で生活してください」とお祝いの言葉を贈りました。
新1年生たちが小学校で楽しみにしていることは?
新入生:
「友達いっぱいできるの」
「楽しく遊びたい」
「かくれんぼ」
「図工。(Q. どんなもの作ってみたい?) うさぎ」
一方、輪島市でも…
「おはようございます」
災害の爪痕が残る校舎に真新しい制服とピカピカのランドセル。
地震で被災した輪島市内の小学校6校が合同で授業を行っている仮設校舎の体育館での入学式です。
式では、6校を代表し鳳至小の表谷仁校長が「今日から小学生です。自分でできることをどんどん増やしていきましょう」と呼びかけました。
児童たちは、これから始まる学校生活にワクワクドキドキの様子。
新入生:
「(Q. やりたいことは?) サッカー」
「(Q. 頑張りたいことは?) 授業。足し算楽しみ」
「縄跳び。(Q. 何をできるようになりたい?) 交差跳び」
保護者:
「水害で一階の方が床上浸水で、2階部分で生活しているんですけど、そんな中でもこうやって元気に今日の日を迎えられて、大変嬉しく思います。友達と仲良くのびのび学校生活送ってくれたらいいなと思います」