「最高の舞台作りたい」 稽古に励む曳山子供歌舞伎の子供役者は… 石川・小松市のお旅まつり
大高源吾役・中出 龍汰 さん:
「大高源吾を演じる中出龍汰です。みんなで一致団結して、最高の舞台を作りたいです」
本番直前ということもあり、子どもたちの表情も真剣そのもの。
『 しからばいずれも 』
(どんっ!)
「反対」
『 しからばいずれも(どんっ!)ごめんくだされ~ 』
師匠の指導にも熱が入ります。
振付を担当・市川 団四郎 師匠:
「もうあとはもう自信持って頑張りなさいしか言いようがないだろう。100点満点よりも120点ぐらいに行きたいね」
この演目が披露されるのが、こちらの龍助町の曳山。
二重屋根で、天井には龍の墨絵が描かれています。
上演のまとめ役で、龍汰さんの父でもある中出暁史さんは…
龍汰さんの父・中出 暁史 さん:
「豪華絢爛な曳山の上で演じる歌舞伎というのは、また一味違ったものがありますので、観客の皆様には、ぜひ小松の伝統文化、そういうものを楽しんでいっていただけたらいいなと思っております」
11日まで行われる曳山子供歌舞伎。
10日は小松市の細工町交差点で、曳山8基がすべて揃う予定で、子どもたちが、地元の小松全体を歌舞伎で盛り上げます。