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加賀野菜の夏の代表格「加賀太きゅうり」金沢で初出荷へ 生育遅れも「凝縮した味に」

2025年4月14日 11:51
加賀野菜の夏の代表格「加賀太きゅうり」金沢で初出荷へ 生育遅れも「凝縮した味に」

加賀野菜の1つ「加賀太きゅうり」の初出荷へ向け、金沢市で収穫作業が行われました。

加賀太きゅうりは、1個500グラムほどで、普通のきゅうりの3倍から4倍の太さがあり、果肉が厚くてやわらかいのが特徴です。

ことしは金沢市安原地区13軒の生産者が約2.9ヘクタールで栽培していて、14日朝は、大きさを確認しながら一つひとつ丁寧に収穫していきました。

ことしは、2月以降の低温や日照不足で生育がやや遅れたものの、温度管理に力を入れ、例年通り品質は良いということです。

JA金沢市加賀太きゅうり部会・山本 弘 部会長:
「普通よりもちょっと長く生育期間があるので、多分凝縮した味になっていると思います」

加賀太きゅうりは、このあと初出荷され、15日昼以降に店頭に並ぶということです。

出荷は、10月下旬まで続き、例年並みとなる420トンを見込んでいます。

最終更新日:2025年4月14日 11:51