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【天気解説】GW前半は日曜まで晴れ 夏は“ダブルパンチ”で暑く 天気マークにない天気とは?

2025年4月24日 18:58
【天気解説】GW前半は日曜まで晴れ 夏は“ダブルパンチ”で暑く 天気マークにない天気とは?
市川 栞 キャスター:
木曜日は気象予報士の小野さんに週末の天気を中心に伝えてもらいます。お願いします。

小野 和久 気象予報士:
お願いします。

市川:
小野さん、きょうは、雲が多めの一日でしたね。

小野:
あすから晴れの天気が続くでしょう。

小野:
気象台の週間予報を見ていきましょう。あすから日曜日まで晴れのマークです。ただ、土曜日は、寒気の影響を受ける可能性があります。週明けの月曜・火曜は雨の降る時間があるでしょう。

市川:
30日と5月1日は晴れて、24度まで上がりますね。

小野:
いまの時期の最高気温は、20度くらいが平年並みですので、水曜・木曜以外は平年に近いでしょう。

続いて、全国の3か月予報で、7月までの気温の傾向を見ていきましょう。

小野:
5月は、沖縄と奄美地方を除いて平年並みか高い、6月と7月は、全国的に平年よりも高い見込みです。

市川:
真っ赤ですね。

小野:
暑い夏が予想される理由としては…

小野:
いつもの年の高気圧と偏西風が、ことしは太平洋高気圧が強まり、偏西風が北上、夏の暑さを強めるチベット高気圧もセットで北へ上がる予想です。日本列島は、“高気圧の暑さ”のダブルパンチです。

市川:
暑くなる要素が揃ってしまうんですね。皆さん、早めの熱中症対策を心がけましょう。

小野:
今度は、北陸地方の降水量の予想を見ていきましょう。

小野:
3か月とも、ほぼ平年並みの見込みです。

市川:
雨が多いという予報にはなっていませんが、梅雨どきはいつも通り、雨の降り方には注意しないといけませんね。

小野:
さて、この表は「何ミリの雨をどう表現するか」の気象庁の決まりです。

市川:
1時間に10ミリ以上をやや強い雨、20ミリ以上を強い雨、30ミリ以上を激しい雨などと、表現するんでしたね。

小野:
ところで、市川さん。

小野:
こういう予報があったとします。「くもり時々晴れ、所により激しい雨」。このとき、お天気マークは次のどれになるでしょう。