【天気解説】GW前半は日曜まで晴れ 夏は“ダブルパンチ”で暑く 天気マークにない天気とは?
市川:
小野さん、きょうは、雲が多めの一日でしたね。
小野:
あすから晴れの天気が続くでしょう。
小野:
気象台の週間予報を見ていきましょう。あすから日曜日まで晴れのマークです。ただ、土曜日は、寒気の影響を受ける可能性があります。週明けの月曜・火曜は雨の降る時間があるでしょう。
市川:
30日と5月1日は晴れて、24度まで上がりますね。
小野:
いまの時期の最高気温は、20度くらいが平年並みですので、水曜・木曜以外は平年に近いでしょう。
続いて、全国の3か月予報で、7月までの気温の傾向を見ていきましょう。
小野:
5月は、沖縄と奄美地方を除いて平年並みか高い、6月と7月は、全国的に平年よりも高い見込みです。
市川:
真っ赤ですね。
小野:
暑い夏が予想される理由としては…
小野:
いつもの年の高気圧と偏西風が、ことしは太平洋高気圧が強まり、偏西風が北上、夏の暑さを強めるチベット高気圧もセットで北へ上がる予想です。日本列島は、“高気圧の暑さ”のダブルパンチです。
市川:
暑くなる要素が揃ってしまうんですね。皆さん、早めの熱中症対策を心がけましょう。
小野:
今度は、北陸地方の降水量の予想を見ていきましょう。
小野:
3か月とも、ほぼ平年並みの見込みです。
市川:
雨が多いという予報にはなっていませんが、梅雨どきはいつも通り、雨の降り方には注意しないといけませんね。
小野:
さて、この表は「何ミリの雨をどう表現するか」の気象庁の決まりです。
市川:
1時間に10ミリ以上をやや強い雨、20ミリ以上を強い雨、30ミリ以上を激しい雨などと、表現するんでしたね。
小野:
ところで、市川さん。
小野:
こういう予報があったとします。「くもり時々晴れ、所により激しい雨」。このとき、お天気マークは次のどれになるでしょう。