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能登のともしび ~佳子さま輪島市を初訪問 被災した輪島塗職人らにねぎらいの言葉

2025年4月18日 19:10
能登のともしび ~佳子さま輪島市を初訪問 被災した輪島塗職人らにねぎらいの言葉
「能登のともしび」は震災に立ち向かう中で、能登のあたたかな人情と微笑みをお伝えしています。わずかながら復興の光が見え始めた能登。歩みが遅い被災地の復旧復興の状況を伝えている日々のニュースの中で、私達のカメラがとらえた「温かな」瞬間も数多くあります。1週間分の「ともしび」をまとめてお送りします。

14日、能登半島地震で東京の系列校に避難していた、日本航空高校石川の生徒たちが輪島市に戻って来ました。この日は剣道部の23人が到着し、1年3か月ぶりとなる能登での寮生活を再開しました。被災した学校施設は安全性が確認されたとして、全校生徒640人のうち、野球部やサッカー部など約240人がゴールデンウイークまでに帰還する予定です。

12日、地酒を原料とする新しい酒「浄酎」を製造する生産拠点が中能登町に完成し、開所式が開かれました。浄酎は日本酒の香りをそのままに、低温で蒸溜することで風味を凝縮した新しい酒で、広島県の酒造メーカーが製造法を開発しました。中能登町の鳥屋酒造の地酒を原料に生産します。酒類製造業の認可が下りたあと、生産が始まる予定です。

秋篠宮家の二女、佳子さまが17日、初めて輪島市を訪問され、地震や豪雨で被災した輪島塗の職人らにねぎらいの言葉をかけられました。日本工芸会の総裁を務めている佳子さまは、石川県立輪島漆芸技術研修所を訪問。輪島塗の技法の1つ「沈金」を学ぶ教室を視察し、自らその工程も体験されました。また、能登半島地震や奥能登豪雨の被害を受けた輪島塗の作家とも懇談され、被災の状況や作品の説明などに熱心に耳を傾けられました。

※詳しくは動画をご覧ください
(4月18日放送『花のテレ金ちゃん』より)
最終更新日:2025年4月18日 19:10