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「形は多少変わっても」 輪島の仮設商店街第2弾完成 被災店舗が営業再開 苦労の末の出店に

2025年5月14日 18:44
「形は多少変わっても」 輪島の仮設商店街第2弾完成 被災店舗が営業再開 苦労の末の出店に
輪島市の中心部に、能登半島地震で被災した事業者のための仮設商店街第2弾が完成しました。苦労を抱え、出店にこぎ着けた店主を取材しました。

手際よく魚をさばく男性。美喜寿司の店主、松野克樹さんです。

朝市通りからほど近い輪島市河井町の飲食店街「観音町」にあった店は、地震で被災してから1年半ちかく営業することができませんでした。

それでも…

美喜寿司・松野 克樹 店主:
「無事に開けることができて本当にうれしい限りです。(お客さんとの)会話とかもあって楽しい。ちょっと忙しかったですけど楽しい一日でした」

輪島市と中小企業基盤整備機構が共同で整備した仮設商店街「観音町復興通り」で13日、営業再開の日を迎えました。

美喜寿司・松野 克樹 店主:
「観音町が栄えないと、輪島も栄えないと思うので、復興の一助、一部として、これから形は多少変わっても、そうやって復興が進んでいけばいいなと思っています。皆さんと一緒に」

観音町の仮設商店街では、ことし2月に3店舗。その後、13日までに美喜寿司を含む4店舗が営業を再開し、夏ごろまでにさらに2店舗が加わる予定です。

輪島市では、仮設ではなく元々あった場所への再建も支援していきたいとしています。

最終更新日:2025年5月14日 18:44