中古品買取店強盗事件 元タクシー運転手の被告に懲役6年求刑 金沢地裁
去年9月、野々市市内の店舗で店員を包丁で脅した上、現金を奪ったとして強盗などの罪に問われた男の論告求刑公判が金沢地裁で開かれ、検察側は懲役6年を求刑しました。
強盗などの罪に問われているのは、野々市市の元タクシー運転手で34歳の男です。
起訴状によりますとこの被告は、去年9月、野々市市の中古品買取店に侵入し、女性店員に包丁を突き付けて現金約72万円を奪ったとされています。
9日の論告求刑公判で検察側は現場の下見をし、一定の計画性がみられる犯行と指摘。
その上で、逃げ場のないカウンターで女性店員を脅迫したことは危険で悪質な行為だとして、懲役6年を求刑しました。
一方、弁護側は、被害弁償が相当程度支払われているほか、被告が真摯に反省しているとして執行猶予付きの判決を求めました。
判決は今月23日に言い渡されます。
最終更新日:2025年5月9日 19:04