「早めのライト点灯・反射材着用を」秋は交通事故増える傾向 金沢市内で街頭キャンペーン
21日から始まる秋の全国交通安全運動に合わせ、交通ルールの徹底などを呼びかけるキャンペーンが金沢市で行われました。
「反射材ついとるのでまたつけてください」
20日、金沢市内で行われた「秋の全国交通安全運動」の街頭キャンペーン。県警や県の職員らがドライバーの早めのライト点灯や、歩行者の反射材着用などを呼びかけました。
こちらは去年までの5年間、全国の日没前後の交通死亡事故の件数を月別にまとめたデータ。10月から12月が特に多い傾向にあるのがわかります。これからの時期はほかの時期に比べて日没から夜になるまでの時間が短く、急に周りが見えづらくなることで、事故が発生しやすくなるとみられています。
県生活安全課・山下謙太郎 課参事
「これからだんだんと日が短くなりますので、車の運転手には早めのライト点灯、歩行者には反射材などをつけて暗がりでもよく見えるようにしていただきたいと思います」
県内でことし発生した交通事故は、先月末までで1128件と去年の同じ時期より170件ほど減っていますが、死者数は去年と同じ14人となっています。